一言で「プログラミング言語」といっても多種多様なものがありますが、この記事では2020年現在で最もよく使われている言語をご紹介します。
まず、下記がプログラマー440人からの「あなたが現在使っているプログラミング言語は何ですか」という設問に対する回答を基にしたランキングです。1人当たり最大3つ選択してもらっています。
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1位 C/C++
2位 Python
3位 JavaScript
4位 SQL
5位 C#
6位 Java
7位 VBA
8位 HTML/CSS
9位 PHP
10位 VB.NET
(参照:日経 xTECH)
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第1位『C/C++』
まず、よく使われているプログラミング言語第1位は「C/C++」でした。こちらは前年度のアンケートも結果が同じだったとのこと。C/C++は確かに、プロじゃなくても聞いた事ありますね。C言語は1970年代に開発された言語であり、その汎用性から今でも幅広く、使われています。プログラミング言語の中では、歴史ある言語であるC言語。実は、現在活用されている多くのプログラミング言語は、C言語を元に開発されているのです。
第2位は『Python』
第2位は「Python」です。440人中127人が使っていると回答しており、回答者の3割弱が使用している事になります。前回の調査結果5位から、一気に2位まで飛躍しました。「Python」は、今伸びている分野であるAIやビッグデータ分析などの分野で使われる事が多く、これからのシステム開発には欠かせない言語と言われています。
第3位は『JavaScript』
そして、第3位は「JavaScript」。110人が使用していると回答しました。前回の調査結果2位から1つ順位を落としています。JavaScriptは、動的な(=表示内容がクリックで変化する等)ウェブページを構築する際に使用される言語です。HTMLとCSSに加えて使用されます。ライブラリが充実しているので、比較的簡単に実装できるの言語でもあります。
第4位『SQL』
リレーショナルデータベース(行と列で構成された、複数の表が互いに連携されているデータベース)のデータを操作できるプログラミング言語の「SQL」が5位にランクインしています。SQLを使用し、リレーショナルデータベース上で検索や編集ができます。